中古バス買取査定を受けるときの5つのポイントを詳しく解説

中古バス買取査定を受けるときの5つのポイントを詳しく解説

不要になった中古バスは、廃車処分するよりも、中古バスの取扱業者に買い取ってもらうのがおすすめです。
中古バスの買取金額は査定によって決まりますが、普通車の買取査定とは異なる部分もあるので、査定を受けるときのポイントや基準、相場をあらかじめチェックしておきましょう。
今回は、中古バス買取査定を受けるときのポイントや、買取査定の基準、おおよその買取相場について解説します。

中古バス買取査定を受けるときのポイント

中古バスの買取査定を受ける際、押さえておきたいポイントを5つご紹介します。

中古バス買取専門業者に依頼する

中古バスは普通乗用車とは販路が異なるため、一般的な中古車買取業者に売却すると、いたずらに中間業者が増えてしまう可能性があります。
また、バスと普通乗用車は構造や装備が異なるため、メンテナンスや整備には専門の知識・技術が必要になります。十分な知識や技術を持たない業者に売却した場合、整備やメンテナンスの費用がかさんでしまい、そのぶん査定額が低くなってしまうおそれがあります。
より良い条件で買い取ってもらいたい場合は、中古バスの知識や技術に長けており、かつ専用の販売ルートを確保している中古バス買取専門業者に依頼するのがベストでしょう。

複数の業者に査定を依頼する

中古バスの買取査定基準は業者が独自に定めているため、まったく同じ中古バスを査定に出した場合でも、業者によって買取額に差が出ます。
より高値で買い取ってもらいたい場合は、複数の業者に査定を依頼し、査定結果をじっくり比較しましょう。一括査定サイトなどのサービスを利用すると、一度の手続きで複数の業者に査定を申し込むことができるので便利です。

査定に出す前に洗車する

中古バスを買取査定に出すときは、あらかじめ洗車を行い、なるべくきれいな状態をキープしておきましょう。
汚れっぱなしの状態で査定に出すと、日頃からバスを大事に扱っていない=車体の状態が悪い可能性があると判断され、査定額が下がってしまうおそれがあります。外装だけでなく、内装も掃除機などをかけてきれいにしておくと、査定額アップを期待できます。
細かな傷もコンパウンドなどで磨いておけば好印象ですが、再塗装や板金加工などを行わないと直せない大きな傷やへこみは手を加えなくてもOKです。費用や手間をかけて修理すると、たとえ査定額が上乗せになっても手元に残るお金が少なくなってしまうおそれがあるので注意しましょう。

純正パーツも一緒に買い取ってもらう

純正パーツから社外パーツに交換した場合で、純正パーツが手元に残っている場合は、一緒に査定に出すのがおすすめです。
バスは社外パーツよりも純正パーツのほうが人気が高いため、純正パーツを査定に出すことで買取額がぐんとアップする可能性があります。純正パーツの状態が良いほど高額査定を期待できるので、日頃から純正パーツは大事に保管しておくことが大切です。

普通車とは異なる価値があることを理解しておく

日本では車の外観や状態について高い品質水準を求められるため、大きな傷や凹みがついていたり、パーツが故障していたりすると、なかなか買い手が見つかりません。
そのため、ボロボロの普通車は買い取りに出さずに廃車にしてしまうケースも多いのですが、中古バスは国内だけでなく、海外にも需要があります。
海外諸国のうち、とくにアジアやアフリカなどの発展途上国では車は高級品であるため、多少状態の悪いバスでも高い人気を誇っています。
中古バスに関しては、「古いから」「ボロボロだから」という理由だけで廃車にせず、買取査定に出してみることをおすすめします。

中古バス買取査定における基準

大型バス

中古バス買取査定の基準となるポイントは大きく分けて5つあります。

バスの型式

バスは型式ごとに特徴や装備が異なります。人気のある型式のバスは需要があるぶん、査定額も他の型式より高くなることが多いようです。
型式は車検証の「型式」の欄に記載されています。中古バスを買取査定に出すときは業者に型式を伝えなければならないので、査定に出す前に車検証を確認しておきましょう。

メーカー

日本でバスを製造しているメーカーは複数ありますが、それぞれデザインや性能、安全性などに違いがあります。同じ状態なら、人気のあるメーカーのバスほど高値で売れる傾向にあります。

車検や自賠責の有無

車検については、4ヵ月以上残っているものは査定でプラスになる可能性があります。[注1]
逆に言うと、車検の残り期間が3ヵ月未満のバスは、車検が残っていないバスとほぼ査定は変わらないので注意しましょう。
自賠責に関しては3ヵ月以上残っている場合はプラス査定の対象となります。

[注1]一般財団法人 日本自動車査定協会:「査定とは?」

エンジン・足回りの状態

バスの要であるエンジンや足回りの状態も査定基準のひとつです。走行に支障がなく、良好な状態であることが標準とされています。
エンジンや足回りに不具合がある場合は修理が必要になるため、査定額は標準よりも下がります。
ただ、前述のとおり、バスは状態が悪くても買い取ってもらえる確率が高いので、エンジンや足回りに不具合があったとしても買取査定に出してみるとよいでしょう。

事故修復歴や改造工作の有無

事故修復歴や改造工作がある場合はマイナス査定の対象となります。
ただ、走行に支障がない場合、海外からの需要によってはさほど大きな減点にならずに買い取ってもらえることもあります。

バスの種類

バスの種類や、路線バスや観光バス、貸切バスなど複数あります。
さらに、同じ観光バスでも大型・中型・小型・マイクロバスなど複数の車両区分があり、それぞれニーズが異なります。
どのバスに需要があるかは季節や時期によって異なる部分もあり、タイミングによっては査定基準が左右されることもあります。

中古バス買取査定の相場

電卓とバインダー

中古バス買取査定の基準は業者によって異なるので、「このバスならいくら」と一概に言うことはできません。
しかし、おおよその相場を知っておけば、提示された査定額が妥当かどうか判断する材料になります。
中古バスの買取相場は車両区分によって異なりますが、ミニバスなら80~350万円程度、マイクロバスなら100万円~580万円程度、中型バスは80~2,000万円程度、大型バスは200万円~2,800万円程度がおおよその相場となっています。
ただ、相場を見てもわかるとおり、同じ車両区分のバスでも買取価額には大きな差があります。状態が良いものや装備が充実しているもの、人気メーカー・車種のものは高値査定がつきやすく、その他のバスとの差が大きくなるようです。

不要になったバスは中古バス買取業者へ査定に出そう

不要になった中古バスは、廃車にするよりも中古バス買取業者へ査定に出すのがおすすめです。中古バスは国内だけでなく海外にも需要があるため、大きな傷や凹み、故障などがあるバスでも買い取ってもらえる可能性があります。
査定に出すときは外装や内装をきれいにする、複数社で査定を依頼する、純正パーツも一緒に査定に出すなどのポイントを押さえれば、より良い条件で買い取ってもらえるでしょう。

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