バスサインを外国人にも伝わりやすくする3つの工夫

バスサインを外国人にも伝わりやすくする3つの工夫

新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に伴う入国規制が緩和され、最近ではインバウンド需要が再び高まりつつあります。

しかし、外国人が日本国内を旅行するときには、バスやバス停の案内サインがわかりにくいと悩まされることもあるものです。そこでこの記事では、訪日外国人に伝わりやすいバスサインの工夫について紹介します。

外国人にもわかりやすいバスサインの必要性

地図を見る外国人

日本を訪れる外国人の人数は増加傾向にあります。しかし日本国内の多くのエリアでは、外国人観光客に対応できる環境があまり整っていないのが現状です。

日本国内の交通機関は近年のインバウンド需要を見越して、多言語対応や案内板の配置などさまざまな対策を行っています。しかし、鉄道路線に比べてバスはまだまだ対応が進んでいないといわれています。

バスは鉄道とは異なり、行き先が細かく設定されるという特徴があります。そのため、日本語に不慣れな外国人観光客は、使いにくさを感じることもあります。目的地に行くためにはどのバスを選んだらいいのか、複数の路線がある場合にはどれを選ぶのが効率的かといったことを外国人が判断するのはかなり難しいものです。

また、運賃の金額や支払い方法がわからず困らされる観光客もいます。運賃の支払い方は地域ごとに異なり、乗務員が集金をするケースのほか、事前に切符を買う必要があるケースなどもあります。ときには、日本のバスに不慣れな外国人観光客が運賃の支払い方法を間違ってしまい、トラブルが起きてしまうこともあるかもしれません。

利便性の高い乗り物としてバスを活用してもらうためには、バスやバス停の環境を整える必要があります。専門の案内人を配置する、複数の言語で案内を行うといった対策のほかに、わかりやすいバスサインを作る対策も有効です。

バスの行き先を表示するバスサインは基本的に日本語で表示されます。しかし、日本語がわからない外国人観光客は、日本語のバスサインを読むことができません。結果として、目的のバスを探せず不便な思いをすることになってしまいます。

増加する外国人観光客に対応するためには、バスサインの利便性を高めることが重要です。

外国人にもわかりやすいバスサインにするための工夫3つ

外国人観光客が安心してバスを利用できるよう、バスやバス停の案内サインに工夫を加えてみましょう。ここからは、バスサインをわかりやすくするための方法について考えていきます。

多言語対応のバスサインを作成する

バスサインが日本語のみでは、外国人観光客に行き先を伝えることができません。外国人の利用が多い路線では英語や中国語、韓国語など多言語対応のバスサインを用意するのが効果的です。

ただし、バスサインのスペースは限られているため、たくさんの言語を記載するとかえって読みにくくなってしまうおそれもあります。レイアウトを工夫し、わかりやすいバスサインに仕上げましょう。

ピクトサインを活用する

ピクトサイン、ピクトグラムを導入してバスの利便性を高めるという方法も考えられます。

どんな母国語を使う人にも伝わるのが、ピクトサインやピクトグラムのメリットです。バスサインにバスのピクトサインを掲示するほか、バス停にトイレやタクシー乗り場、エスカレーターやエレベーターなどのピクトサインを取り入れるのも効果的です。

主要な観光地をピクトサインで表示するという方法も考えられます。地元で有名なお寺や神社、テーマパークなどの案内にピクトサインを使えば、行き先が分かりやすくなります。

温泉地、海や山、灯台、自然公園、ビューポイントなど、ピクトサインで表示できる観光地の種類は豊富です。誰が見ても一目でわかるような簡略化したピクトサインを取り入れ、利便性を高めましょう。

バス停などに番号をつける

バスとバス停に共通する番号をつけてわかりやすくするのもいい方法です。数字であれば、異なる言語を使う場合であっても問題なく読むことができます。停留所ごとに数字を割り振ったり、バスの乗り場を番号で示したりといった対策を行いましょう。

外国人が快適にバスを利用できるようにするための対策

スマホを見る外国人

バスサインの改善のほかにも、バス事業者が導入できる対策は数多くあります。外国人がバスを利用しやすい環境を作るために、以下のような方法をぜひ試してみましょう。

電子マネーを導入する

バスの運賃支払いをスマート化するためにも、電子マネーはぜひ導入しておきたいものです。ショッピングや交通機関の利用のほとんどを電子マネー決済で済ませられる国が増加しています。電子マネー決済が推し進められている国では、現金を持ち歩く習慣のない人も増えています。

しかし、日本国内では電子マネー決済ができない店舗や交通機関がまだまだ多く、外国人観光客が不自由を感じるシーンもあります。キャッシュレス決済のシステムを導入するなど、決済方法を多様化させれば快適にバスを使用してもらえます。

わかりやすい掲示物を増やす

バス車内やバス停の掲示物を増やすことも重要な対策となります。路線図や時刻表、行き先を案内する掲示物などは、見やすさにこだわって作成し複数カ所に掲示しましょう。

バスの乗降口に案内のステッカーを貼ったり、運転手がよく受ける質問をまとめた掲示物を車内に掲示したりといった対策も効果的です。

また、せっかく掲示物を作成しても日本語のみで記載すると外国人観光客に伝わりにくくなります。英語や中国語、韓国語といった多言語を取り入れ、わかりやすく仕上げることが大切です。

バス専用チケットを用意する

フリー乗車券やバス専用チケットの導入で利便性を高めるという手法を取り入れるバス事業者も少なくありません。

バス専用チケットには1日乗車券や一定範囲内のフリー切符などがあります。こういったチケットは、一度購入してもらえばバスの乗り降りのたびに運賃を用意する必要がなくなるため便利です。その他にも、鉄道などほかの交通機関ではなく、バスを選んで乗車する観光客を増やせるというメリットがあります。

バス専用チケットには、使用方法や期限などを多言語で明記しておきましょう。

訪日外国人をサポートするアプリの開発

バスの利便性を高めるために、専用のウェブサイトやアプリケーションを作るのもおすすめの方法です。

ウェブサイトやアプリケーションには、バスのルート案内や時刻表、バス停番号など、バス利用に関するさまざまな情報を掲載しておきましょう。また、観光のモデルルートや旅行プランを紹介したり、最寄りのバス停情報をリアルタイムで取得できるシステムを構築したりといった方法も考えられます。

日本国内を旅行する外国人が使いやすいバスサインを導入することが大切

日本を訪れる外国人の中には、「日本のバスは使いにくい」という印象を抱いている方もいます。外国人旅行者を集客するためには、バスやバス停の利便性を高めることも必要です。

多言語対応やピクトサインの導入などを行えば、外国人観光客が快適にバスを利用できるようになります。また、電子マネーの導入やフリーチケットの販売といった工夫でバス利用者を増やしていくのもおすすめの方法です。

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