中古バスの販売価格はいくら?種類別の価格相場を紹介

中古バスの販売価格はいくら?種類別の価格相場を紹介

中古バスの販売価格の相場はバスの大きさにより異なるものの、大抵の場合、新車バスよりも費用を抑えられる点がメリットです。また、内装が充実している、モデルチェンジ前のバスを選べる、納車までの期間が短いなど中古ならではのメリットも多くあります。
本記事では、中古バスの種類別販売価格の相場と、新車バスと中古バスの違い、中古バスを選ぶときの注意点を解説します。

中古バスの販売価格はいくら?

中古バスの販売価格は車両のサイズにより差があるものの、新車よりも大幅に価格を抑えることが可能です。バスの種類別に中古販売価格の相場を解説します。

ジャンボタクシー:80万~350万円程度

ミニバスやワゴンタクシーとも呼ばれるジャンボタクシーは、定員10名前後の超小型バスです。旅行や冠婚葬祭、ゴルフなどの送迎に使われることが多く、小回りが効くため運転しやすいタイプです。
販売価格の相場も80万~350万円程度と購入しやすくなっています。

マイクロバス:100万~900万円程度

マイクロバスとは、乗車定員20人前後(補助席を含めると29名程度)の小型のバスのことで、主に短距離移動の手段として使われ、トランクルームはありません。
スクールバスで学校の送迎や部活の遠征に使ったり、旅行時の移動に貸し切りで使われたりすることが多いタイプです。プライベート空間のような仕様が多く、テレビやボトルクーラーが設置されているものなど、さまざまなタイプがあります。
販売価格の相場は100万~900万円程度と、有名車種でも1000万円を切るケースがほとんどです。

小型バス:80万~500万円程度

小型バスとは、乗車定員21人~25人のバスのことです。全長はマイクロバスと同程度であるものの、両側2列・計4列配置で補助席がついていない点が特徴です。席の配列が大型バスや中型バスと同様で安定性が高く、中距離移動に適しています。
なお、トランクルームもあるため、旅館の送迎バスにもおすすめです。
販売価格の相場は80万~500万円程度です。

中型バス:80万~2000万円程度

中型バスとは乗車定員27人~28人のバスのことで、補助席はついていません。中型バスの魅力は大型バスと同様の座席や設備でありながら、大きさが一回り程度小さく小回りが効く点です。
座り心地の良い座席や、座席下の収納スペース、冷蔵庫やテレビ付きのものもあり、長距離移動も心地良く過ごせます。少し豪華なタイプであれば、後部座席を回転させて向かい合わせで座れるサロン付きバスもあります。
販売価格の相場は80万~2000万円程度です。

大型バス:200万~2800万円程度

大型バスは乗車定員45人程度(補助席を含めると60名程度)、車両の長さが9メートル以上のバスです。大型バスの場合、一般車両だけでなく、デッキが高いハイデッカーや、2階建のダブルデッカーなど用途に合わせてさまざまなタイプから選べる点が魅力です。
なお、一般的な大型バスは乗車人数が多いものの、座席は中型バスと比べて小さい傾向にあるため注意しましょう。
大型バスの一般車両の販売価格の相場は200万~2800万円程度です。

中古バスと新車バスの違い

中古バスと新車バスの違いは価格だけではありません。内装や車種の豊富さ、納期など、さまざまな違いがあるため、それぞれ確認の上で選ぶことが大切です。

相違点

中古バス

新車バス

価格

低い

高い

内装

カスタマイズ済み

カスタマイズが必要

種類

豊富

少ない

納車

早い

遅い

コンディション

バスにより異なる

一定


それぞれ、解説します。

中古バスの方が価格を抑えられる

中古でバスを購入する大きなメリットは、購入費用を抑えられる点です。同じ年式や型式のものでも、一度使われれば中古価格で販売されます。例えば、中型バスを新車で購入しようとすれば、少なくとも1200万円以上かかります。
一方、中古であれば80万~2000万円程度と幅はあるものの、大幅に費用を抑えることも可能です。

内装は中古バスの方が充実している

中古なら、ヒーターや自動扉など、事業に必要な内装が初めから装備されている点もメリットです。また、本体価格を抑えられるため、その分をカスタマイズ費用に充てることも可能です。新車バスであれば、自分でカスタマイズをしなければいけない分、費用がかさみます。

種類は中古バスの方が豊富

中古の場合、古い型のものやモデルチェンジ前など、さまざま種類のバスから選べる点もメリットです。例えば、現在使っているバスの仕様が気に入っているなら、中古で同じものを探すこともできます。
一方、新車バスは種類が限られる他、費用も高額にはなるものの、一から事業に必要な仕様にカスタマイズできる点がメリットです。

納車は中古バスの方が早い

中古バスの場合、すでに在庫があるものを購入するため、契約から納車までの期間は短くなります。車検や整備の状況により異なるものの、それでも新車バスよりは早くなることが多いでしょう。
一方、新車バスは仕様やカラーなどによっては在庫がなく、一から生産が必要です。そのため、2カ月~1年など、納車までに長期間かかるケースもあります。

コンディションは新車バスの方が良い

中古バスのコンディションは、前オーナーがどのようにバスを使用していたかにより大きく異なります。中古バスを選ぶときの注意点は後ほど解説します。
また、中古バス販売店では独自保証などを付けていることがあるため、心配な場合はそれらの制度を活用してもよいでしょう。新車バスの場合、走行距離や利用環境による部品などの摩耗もなく、メーカー保証も付いているため、安全性は高くなります。

中古バスを購入するときの注意点

中古バスは走行距離や修理歴、登録地から状態の良いバスを選ぶのがポイントです。また、購入費用を抑えたいときは、本体価格だけでなく諸経費を含めた価格を確認しましょう。

走行距離

路線バスであれば走行距離50~100万km、観光バスや高速バスは走行距離100万~200万が寿命とされています。このため、一般的な車と異なり10万kmを超えても、メンテナンス次第で十分に活用できます。とはいえ、走行距離が長いほど消耗部品の摩耗も激しいため、できるだけ走行距離の短いバスを選ぶとよいでしょう。

修理歴

交通事故や災害が原因で骨格部分の交換・修理をした中古車を修復歴車といいます。修復歴車は中古の中でも価格が安いものの、バスの場合多くの乗客を乗せることから、修理歴のないものを選んだ方がよいでしょう。

登録地域

雪の多い地域や海沿いで使われていた中古バスは、サビやすい傾向にあります。購入費用とは別にサビのメンテナンス料が必要になることもあるため、登録地域も確認しましょう。

諸経費

中古バスの購入では、バス本体の価格の他に、手数料などの諸経費がかかります。そのため、購入を検討するときは、合計の販売価格がいくらになるか確認しましょう。本体が安い場合、諸経費が含まれていないこともあるため注意が必要です。

バスは中古で購入費用を抑えよう!

バスの販売価格は新車か中古かにより大きく異なります。このため、購入費用を抑えてバスを導入したいときは、中古バスから探すのもおすすめです。
なお、中古といっても走行距離やメンテナンスの状況によっては、状態が良いものも多くあります。中古バス選びに困ったら、信頼できる中古バス取扱店に相談するのがおすすめです。

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