観光バスはリースすべき?おすすめ車種や契約の流れを紹介

観光バスはリースすべき?おすすめ車種や契約の流れを紹介

観光バスを利用する際、バスを購入するべきか、あるいはレンタルやリースを選ぶべきかで悩むケースは多いかもしれません。

それぞれの方法に特徴があるため、観光バスへのニーズや目的に合った方法を選択することが大切です。

今回は、観光バスを利用するならレンタルとリースのどちらがよいか、観光バスリースにおすすめの車種、観光バスリース契約の流れについて解説します。

観光バスはリースすべき?

バスの座席

観光バスを利用する方法は大きく分けて、購入、レンタル、リースの3パターンがあります。

ここでは、観光バスを利用する方法ごとの特徴について解説します。

1. 観光バスを購入する場合

観光バスを購入する場合、利用頻度が高いほど1回あたりのコストが安くなります。レンタルの場合は、1日~1カ月程度の短期契約が一般的なため、長期利用するために繰り返し契約すると、かえって1回あたりのコストが割高になることがあります。

観光バスをローンなどで購入した場合、完済すれば月額料金は支払わずに済むため、長い目で見ればレンタルよりお得になります。

ただ、メンテナンスは自社で行う必要があり、購入費として高額な費用を準備しなければならないところがネックです。

2. 観光バスをレンタルする場合

観光バスをレンタルする場合は、初期費用を安く抑えられます。たまにしか観光バスを利用しない場合は、レンタルで短期契約した方が1回あたりのコストを節約できます。

また、レンタルなら中途解約も可能なので、観光バスを継続して利用するかどうかわからない場合でも気軽に利用できるところがメリットです。

一方で、長期的かつ頻繁に観光バスを利用する場合、短期契約を繰り返さなければならないため、1回あたりのコストはかえって割高になります。

3. 観光バスをリースする場合

観光バスをリースする場合、長期契約するとレンタルよりも1回あたりのコストを抑えられます。契約期間は5年前後が主流で、料金は年間のリース料を12カ月で分割払いする月額制となります。

先々までコストを見通せるため、予算を立てやすいというのもリースならではのメリットです。契約内容によってはリース会社によるメンテナンスが含まれており、自社で点検や修理を行わなくてよいところが利点です。

ただ、リース契約は原則として中途解約できないため、数年先まで定期的に観光バスを使うかどうか、慎重に検討する必要があります。

観光バスリースにおすすめの車種3選

観光バスリースにおすすめの車種3つと、それぞれの特徴を紹介します。

トヨタ「コースター」

25人乗りのLXと、26人乗りのGXの2種をラインナップした大型バスです。安全運転を支援する「Toyota Safety Sense」は、ミリ波レーダーと単眼カメラを併用した検知センサーと、統合的な制御により、車と歩行者の両方を認識することが可能で、事故の回避や衝突被害の軽減をサポートしてくれます。

ほかにも、車線を逸脱した場合に警報を鳴らすレーンディパーチャーアラートや、夜間の見やすさをアップするオートマチックハイビームなど、さまざまな支援システムが搭載されており、安全な運転を実現します。

内装もシートの表皮やクッションの素材にまでこだわった特別仕様になっており、乗客の満足度アップも期待できます。

日野「リエッセⅡ」

ニーズに合わせて幅広いタイプをラインナップした大型観光バスです。快適さを向上する装備を充実させた上級グレードのGXを筆頭に、オプション装備が豊富なベーシックグレードのLX、大きな荷室を備えたBIG VAN、後部の架装によって使い勝手や利便性が変わるSUPER LONG BODYなど、特徴の異なるバスが揃っています。

いずれのタイプにも、歩行者(昼)検知機能付き/ミリ波レーダー+単眼カメラ方式を備えたPCS(プリクラッシュセーフティシステム)が搭載されており、交通事故のリスク軽減をサポートしてくれます。

また、ドライバーに急病などの異常が発生した際に、運転者席スイッチを押すか、天井に設置されたスイッチを押すことで車両が減速するドライバー異常時対応システム(EDSS)も標準装備。万一の場合のトラブルにも対応できる安全仕様のバスとなっています。

ヒュンダイ「ユニバース」

さまざまな安全システムを搭載した観光バスです。

高精度ミリ波レーダーとカメラによる衝突被害軽減ブレーキシステム(AEBS)をはじめ、走行車線を逸脱した場合に警告音を鳴らす車線逸脱警報システム、各種センサーで車両の挙動を測定、コントロールする車両安定装置、エンジンルーム内の熱感知センサーで異常をいち早く知らせるエンジンルーム火災警報装置など、安全にバスを走行させるための機能がたくさん備わっています。

また、AEBSの効果を最大限に発揮できるよう、全席に3点式3LRシートベルトを標準装備。AEBSによるブレーキがかかった際の乗客の安全をしっかり守ります。

観光バスのリース契約の流れ

電話する男性

観光バスのリース契約を締結する際の基本的な流れをご説明します。

問い合わせ

まずは、バスリース会社にリース契約について問い合わせを行います。希望や条件を伝えると、ニーズに応じた観光バスを提案してもらえますので、観光バスを何に使うのか、乗客をどれくらい乗せる予定なのか、予算はどのくらいか、などを事前にまとめておきましょう。

ニーズに合った車種が見つかったら、リース契約の説明を受けるとともに、見積りを提示してもらいます。

契約に関してわからないこと、疑問に思うことがあれば、遠慮なく質問しましょう。見積りは一社だけ請求するよりも、複数社から取り寄せて比較検討するのがおすすめです。

リース契約の申し込み・審査

リース契約の内容や車種に納得したら、契約の申し込みを行います。申し込みの内容をもとに、バスリース会社が所定の審査を実施しますが、場合によっては事前に財務諸表の提出を求められることもあります。

問い合わせの時点で、申し込みに必要な書類について確認しておくとよいでしょう。

本契約の締結

無事に審査をパスしたら、本契約を締結します。
契約書の内容をよく確認し、疑問点があったらすぐに尋ねるようにしましょう。

バスの発注・登録

本契約が締結したら、バスリース会社がディーラーにリースするバスを発注します。注文したバスを陸運支局で登録した段階で、リース開始となります。

納車

発注したバスを指定の場所まで納車してもらいます。
リースしたバスの駐車場は契約者が用意しなければならないので、事前に観光バスのサイズや用途に合った駐車場を準備しておきましょう。

観光バスを長期利用するならリースがおすすめ!

観光バスを利用する方法は複数ありますが、定期的に利用するなら、バスリースを利用するのがおすすめです。購入のように高額なローンを組む必要がないので、初期コストを抑えながら観光バスを利用することが可能です。

また、バスリースなら費用の支払いは月額制になっており、メンテナンス込みのサービスを利用すれば、点検や修理を業者に一任することができます。観光バス利用時の手間とコストを省けるため、長期利用を前提としているならリース契約をご検討ください。

観光バスをリースするには、事前に申し込みや審査が必要です。事前にバスリース会社に問い合わせて必要な書類や手続きについて確認しておくとよいでしょう。

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