バス運転手が天職にあたる人の特徴とは?種類や大変に感じるポイントを解説

バス運転手が天職にあたる人の特徴とは?種類や大変に感じるポイントを解説

人にはそれぞれその人に合う仕事があり、それを天職と呼びます。
今回はバス運転手が天職にあたる人の特徴を解説します。

現在バス運転手として働いているけど自分に合っているのかわからない、バス運転手になりたいけど長く続けられるか不安といった方はぜひ参考にしてください。

バス運転手が天職にあたる人の特徴

バス運転手が天職にあたる人は、運転が好きなのはもちろん、向上心がある人、接客が好きな人、一つの会社に長く勤めたい人です。

それぞれの特徴をさらに細かく解説します。

1. 運転が好き

バス運転手は一日中バスに乗って運転をする仕事です。
そのため運転が好きなことは必須条件です。

ハンドルを握るのが好き、大きな窓からいろいろな景色を見るのが好きな人は、バス運転手として楽しみながら働けます。

バス運転手になるには大型二種免許の取得が必須です。
人の命を預かっている責任感をきちんと自覚して、運転を楽しめる気持ちも持てるかどうか考えましょう。

2. 運転技術を向上させたい

バス運転手は住宅街に入ったり、通勤時の渋滞に巻き込まれたりしながら運転をしなければなりません。
普通の自動車を運転するよりもさらに高い運転技術が求められます。

一定の運転技術が求められますが、バス運転手の仕事を通してさらに向上させたい方も向いています。
向上心を高く持ち、乗せているお客様に車内で快適に過ごしてもらうための運転技術を身に着けられるよう日々努力を続ける必要があります。

ですがこれも運転が好きであれば、問題なくクリアできます。

3. 接客が好き

バス運転手の仕事はバスの運転だけでなく接客もあります。
毎朝お客様を笑顔で見送り、停車駅や道を聞かれたときにも答える必要があります。

接客が苦にならない、毎日いろんな人と話せるのが楽しい方はバス運転手に向いています。
バス運転手と乗客の間でトラブルに発展したり、車内でトラブルが発生したりしたときにも迅速に対応できる能力も必要です。

4. 一つの会社に長く勤めたい

近年は終身雇用、年功序列の制度が崩れ、天職するのが当たり前の風潮が強いです。
ですが、バス運転手の場合は一つの会社に長く勤めやすいです。

路線バスは毎日運行しますし、長距離移動の高速バス、観光地を回る観光バス、主要な場所への送迎バスも需要がなくなることはありません。
一つの会社で安定して長く働き続けられる仕事を探している方にはバス運転手がおすすめです。

また、万が一、バス会社を辞めることになった、バス会社が倒産してしまった場合でも、バス運転手として培ってきたスキルは別のバス会社でも役立ちます。

バス運転手の種類や特徴

停車中のバス

バス運転手と一口に言っても、バスの種類や特徴によって仕事内容も微妙に変動します。
自分はどのバスの運転手が向いているのかを考えてみましょう。

路線バス

毎日決められたルートで運転する路線バスは利用者も多く、時間を厳守しなければなりません。
責任は重いですが、安定して仕事を得やすい、活動範囲が狭いメリットもあります。

深夜の運転、泊りがけの仕事もないので、毎日家に帰れます。

高速バス

高速バスは主に長距離移動に利用されます。
深夜に運転をしなければならないケースも多く、日中の運転より一層慎重さが必要です。

長距離移動に耐えられる、深夜の運転にも耐えられる体力、精神力も求められます。
その分さまざまな場所に行ける、旅行を楽しみにしている乗客の笑顔が見られるなど、やりがいも強く感じられます。

観光バス

観光地を案内するのが目的のバスです。
旅行会社が貸し切ってツアーを開催することもあります。

有名な観光地を巡れて、観光を楽しむ乗客の笑顔も見られます。
近くに観光地がある場合は仕事が終わるとすぐに帰れます。

土日に仕事が集中しやすい、新型コロナウイルスなど情勢の影響を受けやすいのがデメリットです。

送迎バス

学校や会社、大規模な会場など、駅から遠い施設の送り迎えをする送迎バスの仕事もあります。
路線バスのように毎日のルートが決まっており、乗客の顔ぶれも同じになりやすいです。

送迎バスも夜間に運転するケースは少なく、毎日自宅に帰れます。
学校や会社が休みの日、会場のイベントがない日は休めるので、休日の調整をしやすいのもメリットです。

バス運転手の大変なところ

運転席

バス運転手の仕事にはさまざまなメリットがありますが、仕事を続ける上では大変なこともたくさんあります。
神経を使う、長時間労働、多様な利用客に応じた対応などをこなせるかを考慮しましょう。

神経を使う

バス運転手は大きなバスを運転するだけでも神経を使いますが、自分の運転によって乗客に怪我をさせたり最悪の事故を起こしたりする可能性もあります。
バスの事故は毎年報告されており、その都度問題になっています。

バス会社が賠償金を支払わなければならないケースもあり、自分の運転が雇用されている会社に大きな損害を与える可能性も考慮しなければなりません。
常に全神経を集中させて運転する必要があり、一瞬も気を抜けません。

渋滞に巻き込まれると強くストレスを感じながら運転を続けなければならず、事故のリスクを高めてしまいます。
長く働き続ける上で体力よりも精神力が限界を迎えてしまうということのないよう、リフレッシュ方法をいくつか用意しておきましょう。

長時間労働

とくに高速バスの運転手は長時間労働になりがちです。
深夜に一人で黙々と運転を続けるには精神力も必要ですが、体力も求められます。

高速バスの大きな事故があって以来、バス運転手の労働環境は改善されつつありますが、それでも長時間労働には変わりなく、人によっては過酷に感じます。
人材不足の会社を選ぶと時間外労働が増える可能性もあります。

バス会社を選ぶ際は事前に経営状態などを確認しておくことも大切です。

年齢・性別に合ったお客様対応が必要

バスには日々さまざまなお客様が乗車します。
小さい子どもから高齢者まで多様な乗客に、それぞれに適した接客をしなければなりません。

ベビーカーを押している人、車椅子に乗っている人など、ハンデのある人に対しても配慮が必要です。
日本語がわからない海外の方には降りる駅などをわかりやすく伝える必要があります。

中にはトラブルの原因となる乗客もいますが、冷静に対処するスキルも必要です。
さまざまな乗客がいるからこそ臨機応変な対応が求められます。

バス運転手の対応がバス会社や旅行会社へのクレーム、悪い印象につながることもあるため、責任は重いです。

バス運転手が天職だと感じたらチャレンジしてみよう

バス運転手が天職にあたる人の特徴を解説しました。
運転が好き、向上心を持って仕事に取り組める、接客も好きな方はバス運転手に向いています。

自分に向いている仕事を選べば、楽しみながら長く働き続けられます。
自分がバス運転手に向いていると思ったらぜひチャレンジしてみてください。

路線バス、観光バスなど、バスの種類によってもさまざまな魅力があります。
バス運転手の仕事を通してどんな経験を積みたいのかを考え、最適な種類のバスを選びましょう。

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